家に常設や、旅先に持っていく充電器、何を使っていますか?
もはや現代の生活には欠かせない充電器ですが、「充電できればなんでもいいや」と思っている方、「種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」という方も多いのでは無いでしょうか。
この記事では、「UGREEN Nexode X 100W」の特徴や使い方を詳しく紹介します。、小型で最大100W3ポート備えたモデルでになっており、PC・タブレット・スマホを一気に充電できるおすすめの充電器です。
この記事では、UGREEN Nexode Xシリーズの主な機能、各ポートの出力と使用例について詳しく解説していきます。
UGREENとは?
UGREENってどこの国のメーカー?
UGREENは、2009年に中国の深セン市で設立されたエレクトロニクス企業で、デジタルアクセサリーの製造と販売を行っています。設立以来、UGREENはユーザーフレンドリーなデザインと高品質な製品で知られるようになり、特に充電器、ケーブル、USBハブ、オーディオアクセサリーなどの分野で広く認知されています。
UGREENのミッションは、「テクノロジーを通じて人々の生活をより便利にすること」であり、この理念に基づいて革新と品質向上に常に取り組んでいます。UGREENの製品は、世界中の顧客に愛用されており、アメリカ、ヨーロッパ、日本などの主要市場で高い評価を受けています。
UGREENの製品ラインナップは多岐にわたり、特に充電関連製品においては、急速充電器や多ポート充電器、ワイヤレス充電器など、幅広いニーズに対応する製品を提供しています。また、環境にも配慮しており、エネルギー効率の高い製品の開発にも力を入れています。
私はUGREEN製品のカッコ可愛いデザインも結構気に入っているポイントです。
UGREEN製品の品質
中国メーカーと聞くと、未だに日本では安かろう悪かろうをイメージする方も多いと思います。しかし、UGREENの製品は、信頼性と高品質で広く知られています。各製品は厳格な品質管理プロセスを経て製造され、CE、FCC、RoHSなどの認証をクリアしており、これらの認証は製品の安全性と環境への配慮を保証するものです。
特にUGREENの充電器は安全性でも評価されています。過電圧保護、過熱保護、短絡保護などの複数の安全機能を搭載しており、ユーザーが安心して使用できるよう設計されています。
また、耐久性の高い材料を使用しており、長期間の使用にも耐える作りとなっています。例えば、充電器の外装には耐火性のあるABS素材が使用(これがまたさわり心地が良くて気にってます)されており、内部には高効率の変換チップが搭載されています。
ユーザー評価と信頼性について
ユーザーからのレビューや評価も高く、Amazonや楽天などのオンラインストアでは、多くのUGREEN製品が高評価を得ています。これらのレビューからも、UGREENの製品が実際に高い品質と信頼性を持っていることが確認できます。
さらに、UGREENは顧客サービスにも力を入れており、製品に関する問題や質問に対して迅速かつ丁寧に対応しています。このようなアフターサービスの充実も、UGREENが信頼される理由の一つです。
筆者はAnker, CIOから激安謎中華品までいろいろと使ってみましたが、UGREENだけは一度も壊れたことなく、ずっと愛用しています。デザインは洗練されていながらどこか可愛らしさも感じるフォルムが個人的には好みで、持ち歩き用に常にカバンに忍ばせています。
充電器の選び方
必要なワット数の見極め方
充電器を選ぶ際に最も重要な要素は、必要なワット数を正確に見極めることです。ワット数(W)は充電器の出力を示し、デバイスがどれだけ早く充電されるかに直接影響します。
まず、自分が充電したいデバイスの消費電力を確認しましょう。例えば、スマートフォンの多くは5Wから20Wの範囲で充電されますが、急速充電対応のモデルでは30W以上を必要とする場合もあります。一方、タブレットやラップトップ(ノートパソコン)などの大容量デバイスは45Wから100W以上の出力が必要です。
具体的な例を挙げると、AppleのiPhone 13シリーズは最大20Wでの充電が可能であり、AppleのMacBook Pro 16インチモデルは最大96Wの出力を必要とします。これらのデバイスに適した充電器を選ぶことで、最適な充電速度と効率を得ることができます。
ポート数と種類の選び方
次に考慮すべきポイントは、充電器のポート数と種類です。多くのデバイスを同時に充電したい場合は、複数のポートを持つ充電器を選ぶと便利です。UGREENは2ポートから4ポートの充電器が充実しており、家庭やオフィス、持ち運び用と使い分けると非常に便利です。
また、各ポートの組み合わせによって最大出力がどのように変化するのかも確認することが重要です。例えば、UGREENの65W 3ポート充電器は、USB-Cポート1つだけに接続した場合は最大65Wの出力ができますが、USB-Cポートを2つ接続した場合は片方が45W,もう片方が20Wとなります。
一方、UGREEN Nexode Pro 100WやUGREEN NexodeX 100Wは、USB-Cポート1つだけに接続した場合は最大100Wの出力ができ、USB-Cポートを2つ接続した場合でも、片方が65W,もう片方が30Wで出力できます。
ただし、ポート数が多くなるほど、本体も大きくなってしまうので、必要最小限を見極めましょう。
UGREEN Nexode Xシリーズについて
高速充電
UGREEN Nexode Xは、最新のGallium Nitride (GaN)技術を活用し、高速かつ効率的な充電を実現しています。この技術により、従来の充電器と比較して小型でありながら、高出力を提供でき、MacBook Proや他の高性能デバイスを短時間で充電することが可能です。
GaN技術の導入により、発熱量が抑えられ、安全かつ安定した充電が提供されます。
3ポートで複数デバイスを同時充電可能
UGREEN Nexode X 100Wは、複数のデバイスを同時に充電することができる多ポート設計を採用しています。2つのUSB-Cポートと1つのUSB-Aポートを備えており、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどを同時に充電することができます。
各ポートが高出力を維持しながら、デバイスに最適な電力を供給するため、複数のデバイスを一度に充電しても効率が落ちることはありません。
とにかく、このバランスが絶妙で、100WでTypeC×2, Type-A×1が一番使い勝手が良いと感じています。
安全性と耐久性
UGREEN Nexode Xシリーズは、安全性と耐久性を重視した設計が施されています。過充電防止、過熱防止、短絡防止などの多重保護機能を備え、デバイスを安全に充電できます。最近のちゃんとした充電器に備わっている安全機構は一通り網羅できているので安心感があります。
また、高品質な材料と堅牢な構造により、長期間にわたって安定した性能を提供します。さらに、コンパクトで軽量なデザインにより、持ち運びも容易で、旅行や出張先でも便利に使用できます。
謎の中華メーカーの場合、発熱や故障が多いですが、筆者はUGREEN製品で故障した経験は一度もありません。
おすすめはUGREEN Nexode X 100W
とにかく迷ったら、筆者が一番オススメしたいのは UGREEN Nexode X 100Wです。
3ポート備えており、最大100Wまで対応できるため、これ1つあれば家だろうが旅先であろうが困ることは無いでしょう。
UGREEN Nexode X 100Wのスペック
項目 | 詳細 |
---|---|
商品名 | UGREEN Nexode X 100W 充電器 |
出力 | 最大100W (単ポート使用時) |
ポート数 | 3ポート (2x USB-C、1x USB-A) |
GaN技術 | GaNInfinity™チップ採用 |
重量 | 約200g |
サイズ | 7.1 x 4.3 x 3.5 cm |
対応デバイス | ノートPC、タブレット、スマートフォン、Nintendo SwitchなどのUSB-C対応機器 |
安全機能 | Thermal Guard (過熱、過充電、過電流保護) |
主な特徴 | 折り畳み式プラグ、PD3.0/QC4+対応、PSE技術基準適合 |
保証 | 24ヶ月間の製品保証 |
- 最小サイズの100W急速充電器: Nexode Xシリーズは最新のGaNInfinityチップを搭載し、充電スピードが従来比約2倍にアップ。
- 複数デバイスの同時充電: 2つのUSB-Cポートと1つのUSB-Aポートで、スマートフォン、ノートPC、タブレットなどを同時に充電可能。3ポート全て使ったとしても1番上のポートは65Wまで対応してくれるので、1番目のポートはPC専用で覚えておけばOK。
- 高い安全性: UGREEN独自のThermal Guard技術により、デバイスを過熱や過充電から保護。他の製品だと、よく発熱によって本体の溶接が剥がれたり、壊れたりしますが、個人的にUGREENはこのあたりの信頼度が高いです。
UGREEN Nexode X 100Wを他モデルと比較
UGREENの充電器は用途に応じて様々ならラインナップがあります。それぞれ比較してみましょう。
Nexode Pro 65Wとのサイズ比較
UGREEN Nexode XとNexode Proの大きな違いは、主に素材とデザインにあります。Nexode Proはアルミニウムハウジングを採用しており、放熱性能が高く耐久性にも優れています。一方、Nexode Xはプラスチック製のハウジングを採用しており、軽量かつコストパフォーマンスが高い設計となっています。
両者ともにGaN技術を使用しており、高効率の電力供給を実現していますが、Nexode Xは最新世代の製品で、さらにコンパクトなサイズが特徴です。
UGREEN Nexode X 100WとNexode Pro 65Wを並べてみました。出力量が違うので、当然大きくなってしまうのですが、それでもこの差しか無いというのは驚きです。現在65Wタイプを使用されている方は100Wにアップグレードしてみてはいかがでしょうか。
この程度のサイズ差で100Wにアップグレードできるなら魅力的だと思います。
UGREEN Nexode 100Wとのサイズ比較
次はNexode 100W 4ポート(Type-C×3, Type-A)と比較してみましょう。同じ100W製品の旧モデルなのですが、ポート数が多く、汎用性が高いため、泊りがけの出張等の際はこちらを持って行くようにしています。
ただし、ポート数が多い分、かなりサイズアップしてしまいます。こんなにポート数がいらない方は、「UGREEN Nexode X 100W」がちょうど良い選択肢になるのではないでしょうか。
UGREEN充電器と他社モデルのコスパ比較
同スペック、同価格帯の他社製品と価格面で比べてみましょう。
3ポート65W出力モデルで比較
この中で一番低価格なのはCIOですが、ユーザー評価はUGREENのほうが明らかに高評価となっています。筆者もUGREENの方がデザインや、筐体の質感、壊れにくさから、UGREENをオススメしています。
3ポート 100W出力で比較
100Wで3ポートという絶妙なバランスだとCIOには該当商品がありませんでした。このタイプでもUGREENのほうがAnkerより安価に購入できそうです。
気になるところ
100W充電器を複数同時充電する場合には、C1ポートのみが最大65Wで充電できます。そのため、例えばPCとスマホを同時に高速充電する場合は、C1ポートにPCをつなぐ必要があり、時々めんどくさいなと思うことがあります。
同様スペックの充電器はほぼ、同様の仕様になっているので、仕方ないのかもしれませんが、どこに挿しても最適電力が供給されると嬉しいなと思います。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。「充電できればなんでもいいや」と思っている方、充電器選びに迷っている方にオススメの逸品「UGREEN Nexode X 100W充電器」を紹介させていただきました。
UGREENはAmazonや楽天市場でも頻繁にセールを実施しているので、セール時に手に入れるのがお買い得です。
「パソコンまでは充電しないよ」という方は、65Wの方がお安くスペックも十分です。