通勤中も、仕事中も、音楽に妥協したくない——。
そんな願いに応えるのが、SOUNDPEATSのフラッグシップモデル「H3」です。
3基のドライバー(12mmダイナミック+2基のBA)を搭載し、ハイレゾ認証・Snapdragon Sound・LDAC・aptX Losslessに対応。
わずか1万円台で、まるで有線Hi-Fiイヤホンのような臨場感と解像度を実現しました。
本記事では、実際にH3を使用したレビューをもとに、音質・ノイズキャンセリング・EQ設定・装着感などを徹底検証します。
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1. SOUNDPEATS H3とは?スペックと特徴を徹底解説

SOUNDPEATS H3は、2025年5月に発売されたフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンです。
開発テーマは「ワイヤレスでHi-Fi級のサウンドを」。
3基のドライバーを搭載し、ハイレゾ認証/Snapdragon Sound/LDAC/aptX Losslessに対応。
1万円台という価格帯ながら、上位機種にも匹敵する高解像サウンドを再現しています。
音響設計は、同社が15年以上にわたり培ってきた独自チューニング技術を活かしたもので、自然な位相特性と立体的な音場表現が特徴。
さらに最大-55dBのノイズキャンセリング機能や、6つのマイク+AIノイズリダクション(cVc 8.0)による快適な通話性能など、高級機と同等なスペックを1万円台で実現された最強のコスパです。
1-1. SOUNDPEATS H3の基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | SOUNDPEATS H3(サウンドピーツ エイチスリー) |
| 発売日 | 2025年5月23日 |
| 通常価格 | 15,880円(税込) |
| ドライバー構成 | 12mmダイナミックドライバー(PU+ウール素材)×1、バランスドアーマチュア×2 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / aptX / aptX Adaptive / aptX Lossless |
| Bluetoothチップ | Qualcomm QCCシリーズ |
| Bluetoothバージョン | 5.4 |
| 再生時間 | イヤホン単体:7時間/ケース併用:最大37時間 |
| 急速充電 | 10分充電で約2時間再生可能 |
| 防水性能 | IPX4 |
| マルチポイント | 対応(2台同時接続) |
| ゲームモード | 対応(低遅延モード) |
| アプリ | PeatsAudio(EQ調整・ANC切替・LDAC切替対応) |
| ノイズキャンセリング | AI適応型(最大-55dB低減) |
| 外音取り込み | 人の声の強調モード含む2モード対応 |
| 通話用マイク | 各ユニット3基、計6マイク+AI通話ノイズリダクション(cVc8.0) |
このように、上位機にも搭載されるLDAC+aptX Lossless両対応という構成は、H3の大きな差別化ポイントです。
バッテリー持ちも37時間と長く、通勤・通学から在宅ワークまで幅広く使える実用性を備えています。
1-2. トリプルドライバー構成(1DD+2BA)の実力

H3最大の特徴は、SOUNDPEATS初となるトリプルドライバー構成。
1基の12mmダイナミックドライバー(低域担当)と、2基のバランスド・アーマチュア(中高域担当)を組み合わせています。
この構成により、
- 低域:重厚で深みのある低音
- 中域:自然で温かく、ボーカルが際立つ音
- 高域:滑らかで透明感のある高音
という、全帯域のバランスに優れたHi-Fiサウンドを実現しています。
「音場の広がり」「楽器の分離」「ボーカルの定位」が際立っていて、ライブ音源でも立体的な空間を感じられるのが特徴です。
オーディオマニアだけでなく、ポップスやEDMを楽しむユーザーにも満足度の高い仕上がりです。
BGMが大きくてもセリフが聞き取りやすいので、個人的にはこれで気軽にNetflixで映画を見るのにハマっています。
1-3. Snapdragon Sound・LDAC・aptX対応の高音質設計

H3は、Qualcomm Snapdragon Sound認証取得モデル。
これは、ハイレゾ相当の音質(最大24bit/96kHz)と低遅延通信を両立する、最新の高音質規格です。
さらに、SonyのLDACおよびQualcomm aptX Losslessにも対応。
スマートフォンやDAPの対応環境次第で、最大1Mbps超のビットレートで音楽再生が可能です。
特筆すべきは、これらのハイエンドコーデックを1万円台で搭載している点。
また、PeatsAudioアプリを使えば、SBC/AAC/LDAC/aptXの切替試聴も可能。
利用環境に合わせて音質と接続性を柔軟に調整できます。
1-4. デザインと付属品の詳細レビュー

付属品一覧:
- イヤーピース5サイズ(XS/S/M/L/XL)
- USB Type-C充電ケーブル
- 取扱説明書
- アプリガイド
- ピーツくんステッカー
H3は、見た目の高級感にもこだわっています。
本体はクリアゴールドの表面に+スケルトン筐体を採用し、内部パーツの構造がほんのり見えるデザイン。
表面はIML成形+UVコーティングによって傷や汚れに強く、メタリックな光沢感が長持ちします。
2000年前後のスケルトンブームを知っている方は懐かしい気持ちになるかもしれません。



ケースはメタルプレート×レザー調仕上げで、ハイエンドオーディオ機器を思わせる質感。
持ち歩くだけで高級小物のような印象を与えます。実際にはシボ加工された樹脂ですが、触ってみないとレザーにしか見えません。
イヤーピースのサイズが5種類も付属するのはこの価格帯では珍しく、耳の形状に合わせて細かくフィット感を調整できるのもH3の大きな魅力です。最初は中央のサイズが取り付けられていますが、好みに合わせて取り替えられます。
筆者は左耳の方が右耳より若干小さめの方がフィットすることが多いので、これだけ微調整できるのはありがたいです。

2. SOUNDPEATS H3の実機レビュー【装着感・音質・ANC・通話性能】

SOUNDPEATS H3は、スペック上だけでなく実際の使用感でも上位モデル級の完成度を感じさせるイヤホンです。
特に音質・ノイズキャンセリング・装着感の3要素は、この価格帯(1万円台)では群を抜く仕上がり。
以下では、実際の使用レビューをもとに、各項目を詳しく検証します。
2-1. 装着感と使用感のリアルレビュー
H3はIEMインイヤーモニター)型の筐体を採用しており、
耳の内側にしっかりフィットし、長時間使用しても痛くなりにくい設計です。映画一本観ていてもまったく疲れません。


・重さは片耳約6g、ケース込みで約50g前後。
・ハウジングはクリアゴールドのフェイスで高級感あり
・耳からの飛び出しは大きく見えが、フィット感は自然で、落としそうな感覚はありません。
5サイズ(XS〜XL)のイヤーピースが同梱されており、装着安定性を細かく調整できます。
ピッタリ合うサイズを見つけることで密閉感が増し、ANC性能がより発揮されます。
買ってみたもののなんだか耳に合わないなぁということはほぼ無いので、安心して試すことができます。
表面のタッチパネルは反応が良く、アプリで操作割り当てのカスタマイズも可能です。
誤操作を防ぐために「タッチ無効化モード」も搭載しています。

2-2. 音質レビュー:高音・中音・低音の特徴
H3の音質は「高解像度+立体感+バランス」の三拍子が揃っています。
12mmダイナミックドライバーが力強い低域を支え、2基のBAドライバーが繊細な高域を描くことで、
まるでスタジオモニターのような緻密な音像を実現しています。
そのためか、普段何気なく聞いていた邦楽を改めてSOUNDPEATS H3を通して聴いてみると、今まで聞こえていなかったボーカルのブレスやコーラスが聞こえました。また、楽器一つ一つの分離感が良いので、ベースがこんな複雑な音を鳴らしていたのかと気づくシーンがありました。
音域ごとの印象:
- 低音域:
ウール素材を採用した12mmダイナミックドライバーにより、深く沈み込むような重低音。
それでいて中低域のこもりがなく、キックやベースラインが引き締まって聴こえます。
映画・EDM・ヒップホップとの相性は抜群です。 - 中音域:
ボーカルが前に出て自然に定位。特に女性ボーカルは温かく、息づかいまで感じられるナチュラルさ。
アコースティックやJ-POPなどのリスニング用途に最適です。 - 高音域:
BAドライバーによる滑らかな伸び。刺さりが少なく、シンバルやストリングスもクリアに再現。
特にLDAC/aptX Lossless使用時は、情報量が圧倒的に増え、有線イヤホンに近い透明感を得られます。
全体的には「ウォーム系のドンシャリ傾向」ながら、解像度の高さと空間表現が共存しており、
日常使いから音楽鑑賞まで幅広く対応できます。
2-3. ノイズキャンセリング性能(最大-55dBの実力)

H3のノイズキャンセリング(ANC)は、SOUNDPEATS史上最強のAI適応型ノイズキャンセリングを搭載。
公式仕様では「最大-55dB低減」とされており、これは同価格帯の平均(-35〜40dB)を大きく上回ります。
実際の使用感では、
- 電車やバスのエンジン音:8割以上カット
- カフェやオフィスの環境音:ほぼ気にならないレベル
- 風切音:強風時はやや入るが、装着角度を調整すれば軽減可能
また、適応型・屋内・屋外・交通の4モードを搭載し、アプリ「PeatsAudio」から簡単に切替可能。
特に「交通モード」は、車のエンジン音や走行ノイズを抑えつつ安全性も確保できる実用的な仕上がりです。
家の中で「屋外交通モード」で聞き流し程度のボリュームで音楽を聴いていたのですが、玄関の呼び出しベルにも気づきませんでした。また、後ろから家族が声をかけてきても全然気付けてなくて怒られました。
一点気になるとすれば、ノイズキャンセル強度を強くするほど、無音時のノイズキャンセル特有の「サー」音が気になりました。
ただし、音楽をかけてしまえば、まったく気になりません。
2-4. 外音取り込みと風切音の評価
外音取り込みは、会話の聞き取りを強化したボイスフォーカスモードを搭載。
人の声を中心に自然に再現し、イヤホンを外さなくてもスムーズに会話できます。
一方で、屋外の強風時は多少の風切音が発生。
この点は同社の「Air5 Pro」よりやや劣る印象ですが、
アプリで「外音取り込みレベル」を下げると軽減可能です。
また、ノーマルモード⇔ANC⇔外音取り込みの切替レスポンスも速く、
街中での使用でもストレスを感じません。
2-5. 通話品質・マイク性能の検証結果
H3は片側3基・合計6マイクを内蔵し、AI通話ノイズキャンセリング(cVc 8.0)を採用。
環境音をリアルタイムで解析し、相手に伝わる声だけをクリアに抽出します。
SOUNDPEATS H3を装着してテストしてみました。室内環境です。
- 室内: 声の輪郭が明確で、Zoom/Teamsなどのオンライン通話には十分すぎる品質
- 屋外: 感度が良いせいか、雑踏や車が横切るとき、強風時などでノイズが入るが、声は途切れず聞き取りやすい
- 駅構内: 周囲の騒音が強くても音声が前に出て聴こえる。ただしどこにいるかが相手にもわかる程度に環境音も聞こえる。
また、Bluetooth 5.4とSnapdragon Soundの低遅延通信により、
音声の遅延も少なく、動画・ゲーム・通話のすべてで快適に使用可能です。
3. SOUNDPEATS H3のアプリ機能とEQ設定ガイド
SOUNDPEATS H3の真価を最大限に引き出す鍵は、専用アプリ「PeatsAudio」にあります。
このアプリを使うことで、ノイズキャンセリングやEQ(イコライザー)設定などを自由にカスタマイズ可能。
単なるイヤホンではなく、“自分好みに音を仕立てられる音響ツール”へと変化します。
3-1. PeatsAudioアプリでできること一覧
「PeatsAudio」アプリは、H3のあらゆる機能を一括管理できる統合コントロールセンターです。
以下の操作がすべてスマートフォン上から可能です。
| 機能カテゴリ | 内容 |
|---|---|
| ノイズキャンセリング設定 | ANCの強度とモード変更(適応型/室内/屋外/交通) |
| 外音取り込みモード | 通常/会話強調モードの切替 |
| イコライザー設定 | 12種類のプリセットEQ+カスタムEQ(10バンド調整) |
| アダプティブEQ | 聴力テストで自動補正するAIサウンドチューニング |
| マルチポイント切替 | 2台デバイスの接続/切替管理 |
| LDAC切替スイッチ | LDACとaptXをアプリ上で手動切替 |
| ゲームモードON/OFF | 低遅延モード(約70ms)への切替 |
| タッチ操作カスタマイズ | 音量操作・ANC切替などをボタン割り当て変更 |
| イヤホン探索機能 | 端末を鳴らして紛失防止 |
| 音声ガイダンス変更 | 言語・音量の調整(日本語対応) |
| タッチ無効化モード | 誤操作を防ぐための無効化設定 |
特に、LDAC/aptX Losslessをワンタップで切替可能な点は非常に便利で、
高音質と安定性をシーンに応じて使い分けられるのがSOUNDPEATSの強みです。
プリセットが豊富に用意されているため、初心者でも好みのバランスを設定しやすいのも良いポイントです。私は「低音を強く」がお気に入りです。ドンドン鳴りすぎず、自然な塩梅で低音を強調してくれるので気に入っています。

3-2. カスタムEQ・アダプティブEQ(適用型EQ)の活用法
H3では、10バンドのカスタムEQと、AIが自動補正するアダプティブEQの2種類の調整機能を利用できます。
- カスタムEQ:
50Hz〜17kHzまでの10帯域を個別に調整可能。
自分好みのサウンドを精密に追い込めるため、オーディオ上級者にも人気です。
設定複数パターン保存でき、アプリから即切替できるので、シーンに応じた好みのサウンドを研究できます。 - アダプティブEQ:
ユーザーの聴力を測定し、周波数ごとの感度差をAIが自動補正。
長時間リスニングでも耳の負担を軽減し、聴き疲れしにくい自然な音質を実現します。

4. SOUNDPEATS H3を他モデルと比較!どれが買いか?
SOUNDPEATS H3は、ブランド内でも「フラッグシップ」的な立ち位置にあり、同社の他モデルや他ブランドの人気機種と比較されることが多いイヤホンです。
ここでは、実際に機能・音質・価格のバランスを軸に、どのモデルがどんなユーザーに向いているかを明確に整理します。
4-1. SOUNDPEATS Opera05/Air5 Proとの比較
まずは、同ブランド内でよく比較される「Opera05」と「Air5 Pro」との違いを見てみましょう。
| 項目 | H3 | Opera05 | Air5 Pro |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2025年5月23日 | 2023年3月 | 2025年3月 |
| 通常価格(税込) | 15,880円 | 13,999円 | 9,980円 |
| ドライバー構成 | 12mm DD+2BA(計3基) | 12mm DD+1BA | 10mm DD+2BA |
| コーデック対応 | SBC/AAC/LDAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless | SBC/AAC/LDAC | SBC/AAC/LDAC/aptX Lossless |
| ハイレゾ認証 | あり | あり | あり |
| Snapdragon Sound | 対応 | 非対応 | 対応 |
| ANC性能 | 最大-55dB(AI適応型) | 約-30dB | 約-55dB |
| 外音取り込み | 会話強調モードあり | 標準 | 改良版(自然) |
| 再生時間(単体) | 約7時間 | 約9時間 | 約7.5時間 |
| 防水性能 | IPX4 | IPX4 | IPX5 |
| 通話マイク | 各3基+cVc8.0 | 各2基 | 各3基+ENC |
| 特徴 | トリプルドライバー/最高峰ANC | ウォームで柔らかい音 | 軽量・装着感に優れる万能型 |
比較まとめ:
- H3:音質・ANC・通信規格すべてが最上位。特に中高域の解像度が抜群。
- Opera05:音の厚み・温かさを重視する人におすすめ。
- Air5 Pro:軽量で扱いやすく、日常使い中心のユーザーに最適。
つまり、音質と機能の両立を重視するならH3がベストチョイスです。
いずれもセール時には大幅な割引があるため、セール中の購入がおすすめです。


4-2. 他社製品(Anker Liberty 5)との比較
H3の性能をより客観的に見るために、同価格帯の競合他社モデルと比較してみましょう。
| 項目 | SOUNDPEATS H3 | Anker Soundcore Liberty 5 |
|---|---|---|
| 価格帯(通常時価格) | 約15,000円 | 約14,990円 |
| ドライバー構成 | 12mm DD+2BA | 9.2mm DD + デュアル低音増強ダクト |
| 対応コーデック | SBC AAC LDAC aptX aptX Adaptive aptX Lossless | SBC AAC LDAC |
| 外音取り込み | 会話特化モードあり | 標準 |
| 通話性能 | AIノイズリダクション | AIノイズリダクション |
| 重量(片耳) | 約6g | 約5.5g |
| バッテリー(ノイキャン有効時、単体) | 約7時間 | 約8時間 |
| デザイン | クリアゴールド/半透明筐体 | マットブラック |
比較まとめ:
- Anker Liberty 5:低音重視でANC性能も安定。万人受けするが、コーデック対応はH3に劣る。
- SOUNDPEATS H3:ハイレゾ+Snapdragon Sound+AI ANC+アプリ操作という総合バランス最強機種。
特に、H3がaptX Lossless対応かつANC強力という点は、他社にはない決定的なアドバンテージです。
4-3. 「買うならどのモデル?」タイプ別おすすめ
| ユーザータイプ | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 音質重視のリスナー | SOUNDPEATS H3 | ハイレゾ/Snapdragon Sound/トリプルドライバー構成が圧倒的。 |
| 長時間リスニング派 | Opera05 | 音が柔らかく疲れにくい。再生時間も長め。 |
| 外出・運動が多い人 | Air5 Pro | 軽量&IPX5防水で携帯性抜群。 AppleのAir Pods Proに似た装着感です。 |
| 低音好き・派手な音が好み | Anker Soundcore Liberty 5 | 重低音と迫力サウンドが得意。 |
総合的に見て、「コスパと音質の両立」という軸ではH3が最有力候補です。
1万円台で「Snapdragon Sound」「LDAC」「aptX Lossless」をすべて網羅する機種は他に存在せず、
まさに“ワイヤレスでHi-Fi級のサウンドを”というキャッチコピーにふさわしいモデルといえます。
5. SOUNDPEATS H3を選ぶ理由と、気をつけたいポイント
SOUNDPEATS H3は、1万円台という価格帯でありながら、
上位モデルに匹敵する音質・機能・デザインをすべて備えた“完成度の高いフラッグシップTWS”です。
ここでは、H3を選ぶべき理由と、購入前に押さえておきたいポイントを整理します。
5-1. H3を選ぶべき5つの理由
① 有線イヤホン級の立体感と解像度
H3は、12mmダイナミックドライバーと2基のBAドライバーを組み合わせたトリプル構成。
重厚な低音、透明感ある高音、自然なボーカルを同時に再現します。
ハイレゾ認証済みで、Snapdragon Sound/LDAC/aptX Losslessに対応。
有線イヤホンに匹敵する音の広がりと情報量を実現しています。
聴くたびにこんな音源が入っていたのかと驚きます。
② 最大-55dBのAIノイズキャンセリング
SOUNDPEATSの独自技術によるAI適応型ANCを搭載。
周囲のノイズ量をリアルタイムで解析し、自動で抑制レベルを調整します。
- 電車の走行音:ほぼカット
- カフェや街中:人の声だけ軽く残す自然な抑制
- 屋外モードでは風切音を抑えつつ安全性を確保
静寂の中で音楽に集中できる体験は、同価格帯では群を抜いています。
③ アプリで自在にカスタマイズできる柔軟性
専用アプリ「PeatsAudio」では、EQ・ANC・外音取り込み・LDAC切替・マルチポイント接続まで一括管理可能。
特にEQ設定は、12種のプリセット+10バンドカスタム+アダプティブEQに対応。
聴力や音楽ジャンルに合わせて「自分だけの音」を作り上げられます。
また、タッチ操作のカスタマイズや誤操作防止モードも搭載しており、
ユーザー体験全体を自分好みにチューニングできます。
④ 高級感あるデザインと快適な装着感
半透明のクリアゴールド筐体とメタリックなアクセントが特徴。
レザー調ケースと合わせて、価格以上の高級感を演出しています。
イヤモニ型デザインにより、耳にしっかりフィットして安定感も抜群。
5サイズのイヤーピースが付属し、長時間装着でも痛くなりにくい設計です。
⑤ “全部入り”の多機能モデル
- マルチポイント接続対応(スマホ+PCなど2台同時)
- ゲームモード搭載(約70msの低遅延)
- 急速充電対応(10分で約2時間再生)
- IPX4防水設計で汗や雨にも強い
「音質・機能・デザイン」のすべてをこの価格で実現しているのは、現状H3だけといえます。
5-2. 購入前に知っておくべき3つのポイント
① 本体サイズはやや大きめ
イヤモニ風の形状のため、耳の小さい人にはフィットしにくい場合があります。
ただしイヤーピースを小さめに替えることで装着感は改善可能です。
② 風切音が入りやすい場面がある
ANCモード中に屋外で強風を受けると、わずかに風切音が入ることがあります。
アプリで「外音取り込みレベル」を調整すれば軽減できます。
屋外でメインに使う想定の方は注意が必要です。
③ アプリ接続が不安定になることがある
LDAC切替時やEQ保存時に反応が遅れる端末も一部報告されています。
アプリやファームウェア更新で改善が進んでいるものの、初回設定時は再接続を試すのが確実です。
ただ、筆者は特に問題を感じたことはありません。
むしろアプリの使い勝手よく気に入っています。
5-3. どんな人におすすめか
H3が特におすすめな人
- ハイレゾ音源やストリーミングの高音質再生を楽しみたい人
- 通勤・通学中に静かに音楽を聴きたい人
- EQで自分好みのサウンドにカスタマイズしたい人
- コスパ重視でも、デザイン性にも妥協したくない人
- 複数デバイス(スマホ+PCなど)で同時接続したい人
他モデルを検討した方が良い人
- 小型・軽量イヤホンを求める人(例:Air5 Pro推奨)
- ワイヤレス充電を重視する人
- シンプルな操作だけで使いたい人
総評:
SOUNDPEATS H3は、“音質・機能・価格”の三拍子が揃ったワイヤレスイヤホンの完成形。
Snapdragon SoundとaptX Losslessによる高音質を体験したい人にとって、
この価格帯で最も満足度の高い選択肢です。
6. まとめ|SOUNDPEATS H3は“買い”か?
SOUNDPEATS H3は、ワイヤレスイヤホン市場において“音質の常識を覆すモデル”といっても過言ではありません。
これまで上位機にしか搭載されていなかったSnapdragon Sound・LDAC・aptX Lossless・AI ANCといった高級機能を、1万円台という価格で体験できる点が最大の魅力です。
高音質・高コスパ・高完成度
- トリプルドライバーによる立体的な音場と高解像サウンド
- 最大-55dBのAI適応型ノイズキャンセリング
- アプリでのEQ・LDAC・ANC・操作設定の完全カスタマイズ
- クリアゴールド筐体とレザー調ケースの高級デザイン
この「音」「機能」「見た目」のすべてが価格以上の仕上がりで、
レビュー各誌でも「SOUNDPEATS史上最高傑作」と評されています。
実際、VGP2025夏で金賞を受賞したのも納得の完成度です。
H3が向いている人
- ハイレゾ音源・ストリーミングを高音質で聴きたい
- 音質とノイズキャンセリングの両立を求めている
- デザインにもこだわりたい
- コスパの良い“長く使える1台”を探している
逆に「軽さ」「Qiワイヤレス充電」「完全な防水性能」を求めるなら、
同社のAir5 Proなども選択肢に入ります。

結論:SOUNDPEATS H3は“買い”
これまでの同価格帯モデルでは実現できなかった音質・機能・デザインの三拍子を揃えた、
2025年を代表する高コスパ・ハイレゾ対応TWSです。
ワイヤレスイヤホンに「もう一段上の音」を求める人に、H3は間違いなく満足をもたらす1台といえるでしょう。
✨ 総合評価(筆者レビュー)
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 音質 | ★★★★★ | トリプルドライバーの立体感が圧巻 |
| ANC性能 | ★★★★☆ | 同価格帯トップレベルの遮音性能 |
| 装着感 | ★★★☆☆ | 安定感抜群、やや大ぶり |
| アプリ操作性 | ★★★★☆ | 機能豊富だが動作に軽微なラグあり |
| コスパ | ★★★★★ | 価格を超えた完成度、まさに傑作 |
SOUNDPEATS H3は「音で選ぶ人」「価格で迷う人」どちらにも響く製品です。
同社の新基準となるこのモデルは、有線クラスのサウンドを手軽に持ち歩ける“新時代の定番”になるでしょう。

