周囲の音も聞きながら、快適に音楽や音声を楽しみたい。
そんな“ながら聴き”ニーズに応えるイヤホンとして、今注目されているのが「Oladance OWS2」です。
耳を塞がない独自のオープンイヤー設計で、通勤・作業中・育児中などでも快適に使用できると話題のこの製品。しかし、「音漏れは?」「音質は?」「落ちやすくない?」「OWS Proや他製品との違いは?」など、気になる点も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際にOladance OWS2をみっちり2週間使い倒して分かった、音質・装着感・操作性・通話品質・音漏れまで、リアルな視点から徹底レビューします。

✅ 30代後半、1児のサラリーマンパパ
✅ 本業:システムエンジニア(組み込み系開発)15年
✅ 資格:応用情報技術者・情報処理安全確保支援士・家電製品アドバイザー等
✅ 趣味:最新家電やガジェット情報の収集、水泳、スノーボード、旅行
✅ 提供商品に関しては原稿料を頂かず、正直に紹介しています。
1. Oladance OWS2とは?特徴と基本スペックを解説

Oladance OWS2は、耳を塞がず音楽を楽しめる「オープンイヤー型」のワイヤレスイヤホンです。周囲の音を聞きながら、快適な装着感と高音質を両立できることが人気のポイントです。ながら作業や通勤・家事中の使用にも最適です。
1-1. Oladanceとは?開発背景とブランドの信頼性
Oladance(オーラダンス)は元BOSEのエンジニアたちが中心となって創業された音響ブランドです。
製品名「OWS」は「Open Wearable Stereo」の略で、オープンイヤー型イヤホンのパイオニア的存在とされています。
ブランドは現在、TikTokで知られるバイトダンス傘下の企業に属しており、音響技術×洗練されたデザインを両立した製品開発を行っています。技術的な背景とグローバル展開の土台がしっかりしている点で、信頼性の高いブランドといえるでしょう。
1-2. OWS2の基本スペックと前モデルOWS1との違い
OWS2は前モデルOWS1と同じく16.5mmダイナミックドライバーを採用し、耳を塞がないのに広がりのある音場を実現しています。以下がOWS2の主なスペックです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | オープンイヤー型 |
| ドライバー | 16.5mmダイナミックドライバー |
| Bluetooth | 5.3 |
| コーデック | SBC |
| 連続再生時間 | 約19時間 ( 別売りの大容量充電ケースを使用すれば追加78時間、合計114時間の連続再生可能) |
| 防水性能 | IPX4 |
| マルチポイント | 対応(最大2台) |
| アプリ対応 | 専用アプリあり(操作カスタム・EQ調整可) |
| ケース充電 | 非対応(バッテリーなし) ※別売りのバッテリー充電ケース有り |
OWS1との違いは以下の3点が大きいポイントです:
- Bluetooth 5.3へのアップデート
- スライド操作への対応(直感的な音量調整)
- 再生時間の向上
これにより、操作性と接続安定性が向上し、使い勝手が全体的に改善されています。
注意点としては、対応コーデックがSBCのみと、高級なプレイヤーで音楽を楽しんでいる方には物足りないかもしれませんが、オープンイヤー型は構造上、物理的にハイスペックなコーデックが活かしきれないため、汎用性の高いSBCのみでなんら困らないと思います。
1-3. Proモデルとの比較:OWS2の優位性と注意点

Oladanceには上位モデル「OWS Pro」も存在します。OWS Proはアクティブノイズキャンセリング(ANC)や空間オーディオを搭載し、上質なリスニング体験ができますが、その分価格も上がります。
OWS2の優位性は以下の通りです:
- 価格が安い
- シンプルな構造で扱いやすい
- バッテリー持ちが良い(Proは最大16時間)
ただし、ANC(アクティブノイズキャンセリング)などの最新機能はOWS Proにしか搭載されていないため、静かな環境で集中したい人や、より没入感を重視する人にはProの方が向いています。
OWS2は「日常使いに最適なコスパ型ハイエンドモデル」として位置付けると分かりやすいでしょう。
2. 実機レビュー|外観・付属品
Oladance OWS2を実際に使用してみると、その完成度の高さと使い勝手の良さがよく分かります。本章では、付属品・本体の質感、ケースの仕様、Bluetooth接続の安定性などを徹底解説します。
2-1. 開封レビュー:内容物と第一印象


パッケージを開けると、内容物は以下のとおりシンプルです。
- Oladance OWS2本体
- 専用ケース(バッテリー非搭載)
- USB-C充電ケーブル
- クイックスタートガイド
- サポーター(装着補助パーツ)
イヤホン本体は光沢のある外装で、シンプルながら高級感を感じさせます。ただし、ツヤがあるため指紋や埃が付きやすい点は注意が必要です。
最初は奇抜かと思いましたが、オレンジ✕ネイビーがとてもカッコいい!このデザインは個人的にかなり気に入っています。
装着した瞬間に「軽い」「耳が圧迫されない」と感じられるフィット感で、本当につけているのを忘れるくらいの感覚です。また、オープンイヤー型ならではの開放感があるため、何時間でも着けていられます。
骨伝導ではないので独特のくすぐったさもなく、周囲音もしっかり聞こえます。さらに、想像以上に音質が良かったです。
2-2. 専用ケースの特徴と注意点【バッテリー非搭載】

付属のケースは、一般的な完全ワイヤレスイヤホンとは異なり、充電機能を持たない“収納専用”のケースです。
形状は細長く、見た目はまるで一回り小さな眼鏡ケース。
カラーのラインナップ合わせた2トーンデザインが気に入っています。
持ち歩きしやすい形状ではありますが、ケースに入れただけでは充電されない点に注意が必要です。充電はケース背面にあるUSB-Cポートから直接充電します。この仕様により、ロングライフバッテリーを確保しながら、本体価格を抑える設計になっています。
「ケースに入れると充電される」という体験が染み付いている人にとっては違和感があるかもしれませんが、「ケース充電せずとも本体だけで19時間も使用できる」という点がポイントです。
スマホの連続使用時間より長いので、夜間に充電しておけば、日中充電が切れることはまずないでしょう。
2-3. Bluetooth 5.3の接続安定性とマルチポイント設定
Oladance OWS2は、Bluetooth 5.3に対応しており、接続の安定性と消費電力の低減を実現しています。
ターミナル駅併設の混んでいるカフェで使用してみました。音飛びや接続の切断は一切なし。動画視聴時の音ズレも非常に少なく、ストレスなく利用できました。
さらに便利なのが、マルチポイント接続に対応している点です。
- 同時に2台のデバイスに接続可能(例:スマホ+PC)
- 通話や音楽再生の切り替えもスムーズ
- 専用アプリで接続状態を確認&管理可能
これにより、「スマホで音楽を聴いていても、PCでの会議通知にすぐ反応できる」といったハイブリッドワークスタイルに最適な仕様となっています。
初回ペアリングもスムーズで、ペアリングモードは本体の両側タッチパネル長押しで簡単に起動。アプリ連携も不要で最低限の設定で使用を開始できるため、テクノロジーに詳しくないユーザーにも優しい設計です。
もちろん、アプリ連携をすることで、EQ設定などカスタマイズして利用することができます。
3. 装着感・操作性・アプリの使い勝手をチェック
Oladance OWS2は、長時間の装着でも快適なフィット感と直感的な操作性、そして高機能な専用アプリによって、日常使いにおいて高い満足度を得られるイヤホンです。この章では、装着感・操作性・アプリ機能について詳しくレビューします。
3-1. 装着感レビュー|耳が痛くならないか・落ちないか



Oladance OWS2は耳に「ひっかける」タイプのオープンイヤー型で、インイヤー型のように耳穴に入れない構造のため、長時間装着しても耳が痛くなりにくいのが特徴です。
本体にはチタン合金が使用されており、耳の形状に柔軟にフィットします。実際に1日中装着しても不快感はなく、眼鏡や帽子とも干渉しづらい点も良かったです。
安定性を増すためのサポーターも付属していますが、筆者はなくてもしっかりフィットしてくれたのと、デザイン性重視のためサポーターは取り外して使用しています。
オープンイヤー型の欠点として、位置合わせがシビアなことが多いのですが、Oladance OWS2はベストな位置にフィットしやすいため、途中で少しズレて音が聞き取りづらくなるということも一切有りませんでした。
また、軽量設計(片耳で12.8g)により、激しい動きでも落ちづらく安定感があるため、ランニングや通勤中にも安心して使える設計です。どんなに頭を振ってもまったく落とせません。

IPX4防水なので大雨の中だと心配ですが、汗程度では全く問題ないので、ジムでのトレーニング中につけるのにぴったりです。
耳を塞がないため周囲の音も自然に入ってくるので、子どもの声やインターホン音などにも気づける安心感があります。
実際、仕事中にずっとつけていて仕事が終わったあと、外すのを忘れて家族に指摘されて初めて装着しっぱなしだったことに気づきました。とにかくフィット感と着けてない感のバランスが素晴らしいモデルです。
3-2. タッチ操作のカスタマイズ性と反応速度
Oladance OWS2は、タッチ操作とスライド操作の両方に対応しています。
- 軽くタップで再生/停止、通話応答
- 上下にスライドで音量調整
- 長押しでアシスタント呼び出し
といった直感的な操作が可能で、反応はかなり非常に良好。操作遅延や誤反応も少なく、耳の外側で軽く触れるだけの感度の良さが気に入っています。
さらに、専用アプリでタップ・スライド操作の割り当てを自由にカスタマイズ可能です。例えば、ダブルタップで次の曲、スライドで音量調整など、自分好みに操作を調整できます。

このように、物理ボタンでは実現しにくい滑らかな操作感とカスタマイズ性がOWS2の大きな魅力のひとつです。
3-3. Oladanceアプリでできること(EQ・聴力保護・操作設定)


専用アプリ「Oladance」では、以下のような機能が利用可能です。
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| イコライザー(EQ)設定 | プリセットの他、自由に調整可能(低音を抑えたり高音強調など) |
| 操作カスタマイズ | タップ・スライド・長押しなどを割り当て変更可能 |
| 聴力保護機能 | 最大音量制限、聞きすぎ防止のリマインド |
| デバイス管理 | バッテリー残量の確認、マルチポイントの接続先表示 |
| ファームウェア更新 | 定期的な機能改善のアップデートが可能 |
イコライザー機能については、プリセットも3種類しかなく、正直それほど大きな違いを感じませんでした。
音質調整にこだわりのある方は再生アプリ側にイコライザー機能があれば再生アプリ側で調整する方が良いかと思います。
アプリはiOS・Android両方に対応していて、インターフェース自体はシンプルで初心者でも使いやすくなっています。
4. 音質・音漏れ・通話品質を徹底検証

Oladance OWS2は、オープンイヤー型という構造上、音質や通話性能が劣ると思われがちですが、実機を聴いてみるとそのイメージを大きく覆す性能を見せています。
4-1. 音質レビュー:高音・中音・低音のバランス評価
OWS2は16.5mmのバイオダイナミックドライバーを搭載しており、一般的なTWS(完全ワイヤレスイヤホン)のドライバーサイズ(6〜10mm)と比較して約2〜3倍の口径を誇ります。その結果、低音の再現性が非常に高く、立体感のある音場を実現しています。
・低音
深さと弾力のあるベース音が特徴。いわゆる「沈み込む」ような重低音ではないものの、張りと厚みのある低域で、オープンイヤー型とは思えないパワー感を体感できます。特にR&BやEDMとの相性は良好です。
・中音
ボーカルが楽器に埋もれることなく、しっかり前に出てくる印象です。男女ともに自然な声質で聴けますが、解像度は価格帯相応で、音の「輪郭のシャープさ」は少し控えめです。ただ、オープンイヤー型でここまで出ていれば十分かと思います。
・高音
刺さるような不快感はなく、滑らかで伸びのある表現が可能。シンバルや弦楽器の響きも不自然さがなく、長時間のリスニングでも耳が疲れにくい仕上がりです。
4-2. 音漏れはどれくらい?屋外使用のリアルな感想
オープンイヤー型の宿命とも言える「音漏れ」問題について確認しました。
静かな自室の中ではかなり音漏れします。正直、これ大丈夫か?と心配になりました。
しかし、良い意味で予想に反し、屋外やBGMのかかっているカフェでは耳から45cmほど離すと音漏れが聞き取れませんでした。かなり音量上げてみたのですが大丈夫でした。
図書館など静まりかえったスペースでも、音量を上げすぎなければ、ほぼ音漏れは聞こえませんでした。
電車内でも使用してみましたが音漏れは聞こえませんでした。ただ、すぐ隣に人が座ったりしていると恐らくシャカシャカ音が聞こえてしまうと思うので注意が必要です。混み合っている状況でも無い限り、電車内での使用も問題ないでしょう。
耳を塞がず、安定感も抜群なので、移動中のながら聴き用途としては間違いなく最適解のモデルです。
4-3. 通話性能は実用的?風切り音・ノイズ処理の実力
Oladance OWS2はENC(環境ノイズキャンセリング)マイクを搭載しており、通話時のクリアさに驚きました。
まず、どんなに大きなノイズが周囲で聞こえていてもマイクにはほぼ入りません。
自分のすぐ目の前で、スマホの音量MAX状態でオフィスノイズを鳴らしましたが、ほぼ収録されていませんでした。
ただし、環境ノイズを強く抑制する分、大きなノイズの中では声質が悪くなってしまう点は注意が必要ですが、工事現場の隣で通話するぐらいでなければ、実用上ほぼ問題はありません。
騒がしいカフェでの通話にはぴったりだと思います。
オンライン会議の多い方にもかなりおすすめです。
5. Oladance OWS2はどんな人におすすめ?
Oladance OWS2は、オープンイヤー型の中でも音質と装着感のバランスが優れており、幅広い層に支持されています。しかし、すべての人に万能というわけではなく、用途や好みによって向き不向きがあります。この章では、Oladance OWS2がどんなユーザーにおすすめかを具体的に解説します。
5-1. Oladance OWS2の良かった点・気になる点まとめ
良かった点
- 高音質: 大口径ドライバーによる迫力あるサウンドで、音楽鑑賞にも満足
- 耳が疲れにくい: 耳を塞がないため蒸れや圧迫感がなく、長時間使用に最適
- マルチポイント対応: パソコンとスマホを同時接続でき、テレワークにも便利
- マイクノイズキャンセリング:どんな騒音をも打ち消す高性能なノイズキャンセリングでどこでも通話可能
- フィット感が高い: 耳のカーブに沿ってしっかり固定、どんなに頭を振ってもずれない
- アプリ連携: EQカスタマイズや操作変更などが可能で、自分好みに調整できる
向いている人・おすすめの人
- 音楽を高音質で楽しみながら、周囲の音にも注意を払いたい人
- 長時間イヤホンをつけていても耳が痛くならないものを探している人
- ランニングや通勤時に安全性を重視する人
- 複数デバイスを使うビジネスユーザー(マルチポイント対応)
- 学習など作業中のBGM用として使いたい人
気になる点
- 大きな騒音の中ではやや不安定: ノイズ除去が強力すぎて声が歪むこともある
- 音漏れのリスク: 音量を上げすぎると、静かで閉塞的な空間では周囲に聞こえる可能性もある
- プリセットEQが少ない:低音重視、人の声重視しかプリセットが選べず、初心者には調整が難しい
- ケースにバッテリーがない: ケースだけでは充電できず、ケースに収納しケーブル接続が必要
向いていない人・避けた方がいい人
- 音漏れを気にする場面が多い(満員電車・図書館など)人
- ノイキャンが絶対必要な人
- 収納ケースに充電機能を求める人
5-2. ランニング・通勤・在宅ワークなど利用シーン別評価
| シーン | 評価 |
|---|---|
| ランニング | 外音が聞こえるため安全性が高く、本体もフィットしてズレにくい。IPX4で汗にも強い |
| 通勤・通学 | 外の音が聞こえる一方、混雑時には音漏れが気になる可能性あり |
| 在宅ワーク | 長時間装着しても疲れず、マルチポイントでPCとスマホを同時接続可能。BGM用に最適。 |
| カフェ | 静かな場所では音漏れ注意だが、よほど近くに人がいない限りは音量を大きくしても音漏れしない。 |
| 勉強・読書中 | 音楽をBGM的に流しながらも、耳を塞がず音楽に没入しすぎることがないため、集中しやすい。 |
| 通話・会議 | ノイズはかなり抑えられる(むしろ完全にシャットアウトされる)一方、声が歪む可能性がある |
OWS2は特に「音楽+何かを並行して行う」ながら作業に強みがあります。ながら聴き派には理想的なデバイスといえます。とくにアクティブな動きに強いので、運動中の使用がおすすめです。
5-3. 他製品(Shokz・ambie・FreeClip・SOUNDPEATS等)との比較表
| 製品名 | タイプ | 特徴 | 向いている用途 | 音質 | 音漏れ | 通話品質 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Oladance OWS2 | オープンイヤー | 高音質・装着感◎・マルチポイント・アプリ対応 | 音楽+ながら作業 | ◎ | ◎ | ◯ |
| Shokz OpenRun Pro | 骨伝導 | 骨伝導最高峰モデル。耳を完全に開放、軽量でスポーツ用途に特化 | ランニング・アウトドア | ◯ | ◎ | ◯ |
| ambie Sound Ear Cuffs | 耳掛けカフ型 | 超軽量。デザイン性が高くファッション性重視 | 通勤・在宅ワーク・読書中 | △ | ◎ | △ |
| ソニー LinkBuds | リング型 | 穴あきドライバー+スマート機能豊富。音楽と環境音の融合 | 通勤・スマホ連携重視 | ◯ | ◯ | ◯ |
| JBL Soundgear Sense | オープンイヤー | 大口径ドライバーによる重低音+迫力サウンド。やや大型 | 自宅での音楽鑑賞や映画鑑賞 | ◎ | △ | ◯ |
| SOUNDPEATS CCイヤーカフ | イヤーカフ型 | LDAC対応・12mmデュアルドライバー搭載・極上の装着感 | 通勤・家事中・音楽+作業並行 | ◯ | ◯ | ◎ |
6. よくある質問(FAQ)
Oladance OWS2について、実際に購入を検討している方や、購入後のユーザーから寄せられることの多い質問とその回答をまとめました。気になる点を事前にクリアにして、安心して購入・利用できるよう参考にしてください。
Q1. Oladance OWS2とOWS1の違いは何ですか?
A:OWS2はOWS1の上位互換モデルで、以下の点が強化されています。
- Bluetooth 5.3に対応:接続安定性が向上
- 再生時間が最大19時間に延長(OWS1は16時間)
- 本体素材の見直しにより軽量化と装着安定性UP
- マルチポイント接続に対応
- アプリの操作カスタマイズ性が向上
Q2. 通話品質はどうですか?リモート会議にも使えますか?
A:環境によって差がありますが、通常の室内での通話やビデオ会議では十分実用的です。屋外や騒音の多い環境でも、相手側に周囲の音がほとんど入りません。しかし、環境騒音がかなりうるさいところ(車の多い大通りや工事現場沿い)では、自分の話し声も抑制され音質が悪くなる可能性があります。
Q3. 音漏れはどの程度ですか?
A:静かな室内では音量50%以上で音漏れが発生します。とはいえ、オープンイヤー型全体の中では平均的であり、音量を適切に調整すれば問題のないレベルです。屋外やオフィスBGM用途には最適です。
Q4. 防水性能はありますか?運動中の使用は大丈夫?
A:IPX4相当の生活防水性能があります。汗や小雨程度であれば問題なく使用可能ですが、水没には非対応です。ジョギングやジムでの使用には適しています。
Q5. 片耳だけで使うことはできますか?
A:はい、片耳モードにも対応しています。右耳・左耳どちらか一方でも使用可能なので、片側でBGMを聴きながら、もう片方で周囲の音をしっかりキャッチできます。
Q6. 対応しているアプリは?iPhoneとAndroid両方使えますか?
A:Oladance専用アプリ「Oladance」に対応しており、iOS・Androidどちらも使用可能です。アプリでは以下の設定が可能です。
- EQ(イコライザー)調整
- タッチ操作カスタマイズ
- 聴力保護機能のON/OFF
- バッテリー残量の確認
- ファームアップデート
Q7. Oladance OWS2はマルチポイント接続できますか?
A:はい、2台まで同時接続可能なマルチポイント機能に対応しています。スマートフォンとPC、タブレットなどを同時に接続し、音声が流れた側に自動で切り替わります。
Q8. イヤーフック部分は交換できますか?壊れたらどうなりますか?
A:現時点でイヤーフックのみの公式販売はされていませんが、製品保証期間内(通常1年)であれば無償交換の対象になる場合があります。破損時はまず販売元に問い合わせるのが安心です。
Q9. ケースに充電機能はありますか?
A:付属の専用ケース自体にはバッテリーが搭載されていません。本体をケースに収納した上で、ケースにUSB Type-Cケーブルを接続することで本体が充電される方式となります。ケースはあくまで収納用です。別売りのバッテリー付きケースもあるようです。
Q10. OWS Proモデルとの違いは何ですか?
A:OWS Proはデュアルドライバーを搭載した上位モデルです。音楽への没入感を求める人にはOWS Pro、ながら作業中心ならOWS2がおすすめです。
まとめ|Oladance OWS2は“ながら聴き”の完成形。高音質と快適性を求める人に最適
Oladance OWS2は、耳をふさがないオープンイヤー型でありながら、驚くほどの高音質と快適な装着感を両立した革新的なイヤホンです。音楽を楽しみながら周囲の音も自然に取り込めるため、安全性と利便性を兼ね備えた“ながら聴き”に最適な一台といえます。
特に以下のような方におすすめです:
- 周囲の音を聞きながらも音楽のクオリティに妥協したくない人
- 長時間装着しても耳が痛くならない快適なイヤホンを探している人
- 通勤・作業・家事など日常生活のBGMとして活用したい人
- PCとスマホを同時に接続したいビジネスパーソン
一方で、音漏れが完全に気になる人やノイズキャンセリング重視の人には不向きです。静寂の中で没入したい方には別製品が合うかもしれません。(インナーイヤー型がおすすめ)
比較対象として登場するShokzやSOUNDPEATS、ambieなども非常に優秀な製品ですが、「音質」「装着感」「連続使用時間」「マルチポイント」「アプリ連携」といった点で総合的に見たとき、Oladance OWS2は非常にバランスが取れた製品です。
個人的にはケース含め、トータルのデザインがかなり気に入っています。

