天候に左右されず、自宅で手軽にランニングができるルームランナー。家庭に設置して気軽に運動ができる環境を整えることで、日常的に運動が続くようになります。
しかし、ルームランナーを検討するとき、私もこんな懸念がありました。
設置スペースを確保するのが大変。部屋が狭くなるかも。
騒音がうるさそう。近所迷惑になったらどうしよう。
ちゃんと運動をつづけられるかな。
今回、そんな方におすすめしたいルームランナーが、
RITFITの折りたたみができるルームランナーです。
コンパクトな設計と折り畳み可能な機能で、限られたスペースでも効果的に運動ができることから高い評価を受けています。
この記事では、RITFITルームランナーの特長、ユーザーの生の声、そして他製品との比較を通じて、なぜこのランニングマシンが多くの家庭で選ばれるのかを詳細に解説します。使い勝手の良さや性能の面で、どのようにユーザーの運動生活を支えているのかを掘り下げていきます。
RITFITルームランナーの概要
製品仕様と基本機能
まずは製品概要からご紹介したいと思います。
項目 | 詳細情報 |
---|---|
寸法 | 本体の展開時の寸法は幅720mm、長さ1350mm、高さ1105mmで、折りたたみ時には高さが140mmまでコンパクトになる |
商品の重量 | 35.6 キログラム |
最高速度 | 12 キロ/時間 |
連続使用時間 | 90分 |
特徴 | Bluetooth機能による音楽再生。タブレットホルダー付き。 |
表示パネル | 速度、走行距離、時間、カロリー表示可能 |
プログラム | 12種類の自動プログラムモード |
安全設計 | 安全キー付きで緊急停止可能 |
静音&衝撃軽減 | 走行時の異音が少なく、衝撃軽減設計 |
折り畳み可能 | 使用しない時は折り畳み可能で、スペースを取らない |
最大時速12kmまで0.1kmの微調整が可能な高性能モーターを搭載しており、運動能力や目的に合わせて速度を調整できます。
つい、購入前のスペック調査で忘れがちですが連続使用時間90分というのも、長い方の部類だと思います。物によっては30分までという商品もあったりします。
ランニングマシンとしては一般的ですが、緊急停止用の安全キーもしっかり装備されており、万が一の時にマシンを即座に停止させることができます。逆に言えば、安全キー(マグネット)がくっついていないと稼働しません。
表示パネルは見やすく、心拍数や体脂肪率の計測が可能です。さらに、専用アプリとも連携可能で、運動データの記録や管理が簡単に行えるのが特長です。
購入方法
RITFITルームランナーは、オンライン通販サイト「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」で販売されていますが、各種サイトで価格やポイント還元率が異なるため、よりお得に買えるショップで購入しましょう。本記事執筆時点で過去に大きな割引等も無いようなので、購入を決めたときが買い時です。
色のバリエーションはホワイトとグレーの2種類があり、購入時には好みに応じて選択することができます。
私が購入したホワイトモデルの写真はこちらです。
付属品には、取扱説明書、開梱後に取り付けるアーム、電源コード、安全キー、メンテナンスキット、リモコン、予備電池があります。
保証期間とカスタマーサポート
RITFIT ルームランナーには、購入日から1年間の製品保証が付いています。この保証は、製造上の欠陥や故障に対して無償で修理や交換を保証するものです。
さらに、24時間対応のカスタマーサポートが用意されており、製品に関する質問や問題がある場合はいつでもサポートを受けることができます。
ユーザーレビューによると、カスタマーサービスの対応は迅速で親切であると高く評価されています。長期にわたって製品を安心して使用するためにも、これらのサポート体制を理解しておくことが重要です。
RITFITルームランナーの実際の使用感レビュー
組立て不要ですぐに使い始められる
RITFITルームランナーは、特に組立てを必要としないユーザーフレンドリーな設計が特徴です。製品はほぼ完成状態で配送され、展開するだけで即座に使用開始が可能です。アームの取り付けだけは必要ですが差し込むだけなので、大した作業ではありません。
ただし、本体の重さが35.6kgもある(といってもルームランナーとしては軽い方)ため、箱から取り出すのは一苦労しましたが、なんとか1人で設置することができました。もう一人手伝ってくれる人がいると安心です。
あとは付属のアームを差し込み、電源コードをつなげばすぐ使えます。
安全キーは、万が一の転倒や滑り時に、停止させる安全措置が施されています。この安全キーは、本体にマグネットで接続されており、使用者の服などにクリップでつなぐことで、マシンから離れると自動で機械を停止させることができます。
あと、画面がシンプルに整頓されていて、必要な情報が見やすいのもグッドポイントです。
使用時の快適性と走行感
騒音や足音が小さい
RITFITルームランナーは、室内での使用でも騒音が気になりませんでした。。パワフルなモーターと厚みのあるベルトがスムーズに走行を支え、走行中の衝撃を軽減しているようです。
非常にコンパクトな設計のルームランナーなので、「走行音についてはうるさいだろうな」と正直覚悟していました。しかし、走行中のモーター音もかなり静かで、むしろベルトの擦れる音の方が聞こえる程です。足音もしっかり吸収されており、まず家の外には音が漏れないレベルになっているので安心です。
また、私はフローリングに直置きしましたが、ほとんど振動している様子もありませんでした。階下への響きも気にしなくてよさそうです。(ただし、シーンとした深夜帯はさすがに控えた方がよいかもしれません。)
気になるようであれば、ジョイントマットを敷くと良いです。
普通に走りながらテレビが見れる程度なので、少なくとも洗濯機を回すよりは静かです。
モニタリング機能
心拍数と体脂肪の計測が可能なグリップを装備しており、これにより運動効果のモニタリングが手軽に行えます。
脂肪燃焼を目的とする場合、一般的には、最大心拍数の約50%から85%の間を維持することが推奨されています。最大心拍数は、大まかに「220から年齢を引いた数値」とされています。
手を乗せることで、いつでも心拍数が把握できるため、効果的に運動をすることができます。
快適で幅広な走行面
走行面は幅広く設計されており(40cm×110cm)、広々としたスペースで安心して運動を楽しむことができます。これらの機能は、長時間の使用でも快適さを保ちつつ、効果的なトレーニングを可能にします。
特に、長さ110cmは安心感があり、振動の小ささも相まってかなり快適にランニングできます。
折りたたんで収納できる
RITFITルームランナーの折りたたみ設計は、使用後にスペースを作ることができ、使っていないときに邪魔になりません。また、移動も簡単です。
展開時に比べて非常にコンパクトな形状になり、限られたスペースでも収納が可能です。移動用のキャスターが付いているため、女性や高齢者でも容易に移動させることができます。
折りたたみと展開は簡単で、数秒で完了するため、日常的な使い勝手の良さを感じます。また、壁に立てかけるとき、重いモーター部が下に来るため、安定して立てかけることができます。
折りたたんだまま使える
本機の最大の特徴であり、私が一番オススメしている理由のコレなのですが、折りたたんだ状態でも走行することができます。折りたたんだ場合、安全上、最大6km/hまでしかでませんが、ウォーキングマシンとしては十分です。
6km/hもだせば、小走り程度にはなるので、アームが無いと怖いです。
私の活用方法なのですが、電動昇降デスクやスタンディングデスクの下において、歩きながら仕事をするとはかどります。昼食後に歩きながら仕事をしていると眠くならずにすむのがポイントです。
また、タブレットホルダーがついているので、走りながら、動画を観たり、音楽を聞いたりするのであれば、ワイヤレスのイヤホンがおすすめです。コチラの商品は、バンドが付いていて、落ちる心配もありません。
ユーザーレビューと市場での評判
購入者の声と評価
RITFITルームランナーに関するユーザーレビューは、概ね肯定的です。主な販売店舗が各種ECサイトなので、レビューもいくつか集まっています。
良いコメント
- RITFIT ルームランナーは設置が簡単で、ほぼ組立済みの状態で届くため、すぐに使い始められる。
- このルームランナーは意外と静かで、Bluetooth機能を使って音楽を楽しみながら運動ができる。
- サイドステップが広めに作られているので、退避しやすく安心して使用できる。
- マンションなので、音が気になっていましたが、まったく大丈夫でした。下に敷くマットも必要ないようです。
- 歩いたり、走ったりすることだけを考えたら、シンプルな機能でいい
悪いコメント
- ランニングマシン自体が重たく、運搬や設置場所を選ぶ際には注意が必要。
多くの利用者が、製品の簡単な組み立て、使用時の安定性、そして折りたたみが可能である点を高く評価しています。特に、組み立てがほとんど不要で、すぐに使用を開始できる利便性は、多忙な日常を持つユーザーにとって特に魅力的です。
また、静音性能についても好評で、マンションなどの集合住宅でも隣人への影響を気にせずに使用できる点が強調されています。
しかし、その一方で、マシンの重さに関する指摘もあり、移動の際にはやや労力が必要だという意見も見られます。これは、本機の購入者層がライトユーザーであるため、ルームランナーの相場を知らずに購入された方が多いのではないかと思っています。
実際のところ、持ち上げればフローリング上はスムーズに移動できました。カーペットの上など、柔らかいところを通る場合はローラーの転がりが悪いかもしれません。
他のブランドとの違い
合同会社RITFITは2021年7月に設立された比較的新しい企業ですが、年商30億円の企業にまで成長しており、スポーツ用品、文房具、自動車部品などの輸入・販売をされています。
そんなRITFITが販売するルームランナーですが、折りたたんだ状態でも、展開した状態でも使用できるルームランナーというのは中々稀有な存在です。
その中でも対抗馬になりそうな商品をご紹介します。
BTM
BTMは、コストパフォーマンスが非常に高いと評されているルームランナーブランドです。製品は比較的安価で提供されており、機能性と価格のバランスが良いことが特徴です。
しかし、一部のユーザーからは組立の難しさや説明書の不親切さなどの指摘もあります。製品の耐久性や高度な機能を重視するユーザーには向かないかもしれませんが、価格を重視するユーザーには適しています。
そのBTMからも、折りたたんだ状態でも展開した状態でも走行できるルームランナーが販売されています。
価格はRITFITより安く購入することができます。しかし、心拍数を計測することはできません。ランニングでは心拍数を一定に保つことが重要なので、この機能が必須の方は選択肢から外れます。また、RITFITよりも長さが短いため、特に高身長の方は気になるかもしれません。
さらにプログラムモードも無いため、シンプルに走る、歩くができれば良いという方にはおすすめです。
KingSmith WalkingPad
こちらはあくまでウォーキングマシンとなっており、最大6km/hまでしか走行できませんが、別の意味で折りたたみができる商品で、お部屋の狭い方や日常の歩行にしか使用しない方にはおすすめです。
本製品はなんと、走行面を折りたたむことができます。しかし、RITFITの場合は壁に立てかけることで、ほとんど保管スペースを専有しません。また、走行面にこういった機構を設けることは少なからず耐久性が犠牲になっていると思います。
本格的なランニングには物足りない可能性がある
RITFITのルームランナーは気軽に設置し、気軽に走り始められる一方、高級機に搭載されているような傾斜調整機能がありません。
ランニングマシン上での走行時は、外部の風抵抗が無いこと等を補正するため、実際の道路を走っているときと同等の負荷を得たい場合、ルームランナーの傾斜を約1〜3%に設定することが一般的に推奨されています。
また、最高速度が12km/hと一般的なランニングマシンとしては遅い方だと思います。ただ、軽くジョギングする程度であれば8km/hで継続するのも結構大変だと思います。ある程度慣れてきたとしても、10km/hで走れたらフルマラソンで4時間ちょいでゴールできてしまうレベルなので、十分だと思います。
これらの機能は、本格的なトレーニングを目的とした場合に若干物足りないかもしれませんが、RITFITのルームランナーは家庭で運動量を増やしたいという方には十分な機能や性能が備わっていますので安心してください。
まとめ
RITFITルームランナーは、高性能かつユーザーフレンドリーな設計で、自宅トレーニングを充実させる製品です。折り畳み式で省スペースに収納可能、静音性も高く、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
組立ての容易さと、速度調整や安全機能などの豊富な機能が、初心者から上級者まで幅広いニーズに応えます。コスパもよく、初めてのルームランナーとしてもおすすめです。
他の選択肢と比較しての価値判断
市場には多種多様なルームランナーが存在しますが、RITFITルームランナーはその中でもコストパフォーマンスが高いと評価しています。
同じ価格帯の他製品と比較して、RITFITは装備されている機能の多さ、使い勝手の良さ、耐久性において優れています。特に折りたたみ機能と静音性は、居住環境に制限があるユーザーにとって大きな利点です。