- ダイソンのヘアドライヤーの購入を迷ってるけど、実際どうなの?
- 海外旅行に持っていけるか心配
- 置き場所に困っている
- 実際に使っているダイソンのヘアドライヤーを紹介、レビュー
- 海外旅行に持って行っても使えるのか調査
- 海外で使える日本メーカーのヘアドライヤーを紹介
- 収納に便利なアイテムを紹介
ダイソンのドライヤーについて、購入を迷われている方の背中を押せれば幸いです。
日本で日本仕様のダイソンのドライヤーを購入し、電圧の異なる海外へ持って行っても使用できません。詳細な理由は本記事内記載。
手持ちのヘアドライヤーを海外旅行に持っていき使用できるのか気になっている方も多いと思うのですが、結論から言いますと、日本で購入したダイソンのヘアドライヤーは海外へ持って行っても使用できません。
代わりに海外でも使用できるドライヤーも紹介していますので、最後までご覧ください。
メーカーについて:Dyson(ダイソン)とは
ダイソンは元々イギリスの南西部ウィルトシャー州で創業(1993年)し、2022年にシンガポールへ移転しました。ダイソンの研究開発、販売、最先端製造部門、サプライチェーン事業の拠点となっています。
1998年に日本へ進出し、日本法人もあります。
「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」というキャッチコピーで記憶している方も多いとは思いますが、現在は様々な製品が発売されています。
掃除機製造で得た技術を使って開発されたヘアドライヤーやヘアアイロン、羽根の無い扇風機、およびそれにファンヒーター機能、加湿機能、空気清浄機能を追加した製品もあります。
また、創業者ダイソンの長男、ジェイク・ダイソンによって、デスクライトやフロアライトも開発されています。
最近では、空気清浄機能付きヘッドホンが発売され話題を集めました。
日本でもよく知られている企業であり、品質保証やサポートセンターも手厚く、安心して購入できる製品だといえます。
Dyson(ダイソン) ドライヤーの特徴
特徴的なデザイン
全体
まず、ダイソンのドライヤーたらしめる特徴的な穴の空いた形状は先進的なイメージをもたせます。また、従来の白・黒・ゴールド一辺倒なカラー展開とは一線を画し、ピンクやブルーなど、ポップなカラーや限定色が発売されており、メタリックでありながら、マットな質感仕上げが肌触りも心地よいです。
この形状によって、後述するように大風量が得られるわけですが、ホコリが溜まりにくく、掃除もしやすくなっています。
吸気口
給気口は本体根本についており、蓋を開けるとフィルターがついているため、時々ここのホコリを払ってやるだけで掃除は完了です。
従来のドライヤーはヘッドの後ろの網目が大きく、ホコリが中に入ってしまうと取り除くのが大変でしたが、ダイソンはそもそもホコリが溜まりにくい形状、且つ、簡単に取り除ける機構になっています。
ヘッドサイズが小さい
Dysonのヘアドライヤーは重心バランスの取れたデザインが特徴です。ヘッドが短く、重心が手元の近くになるため、実際の重さよりも軽く感じます。長時間の使用でも手や腕への負担を最小限に抑え、快適に操作できます。
特に、後頭部を乾かしたり、子供の髪の毛を乾かすときにはヘッドが短いため取り回し易いので疲れが全然違います。
革新的なエアマルチプライアー技術
Dysonのヘアドライヤーは、エアマルチプライアーTM技術を駆使しています。周囲の空気を増幅し、強力な風を髪に集中的に送り込むことができます。このため、従来のヘアドライヤーよりも素早く、しかも効率的に髪を乾かすことができます。
髪を素早くスタイリングできるため、忙しい朝の時間短縮に大きく貢献しています。我が家ではお風呂上がりに子供の髪の毛を乾かす時間が短くなりました。送風量が多いため、温度を上げる必要もなく、子供が嫌がらずに乾くまで待っていてくれます。
風速が強いため、髪の毛をかき揚げなくても地肌まで風が届き、根本からしっかり乾かすことができます。
熱保護機能の優れた性能
Dysonのヘアドライヤーは、髪にダメージを与えるのを最小限に抑えるために温度過昇防止装置が備わっています。内部の温度を均一に保ちながら髪に空気を送るため、髪のダメージを最小限に抑えつつも効果的に乾かすことができます。
付属アタッチメントの多様性
豊富な付属アタッチメントは、さまざまな髪のタイプやスタイリングニーズに合わせて使用することができます。コンセントレーターやディフューザーなどのアタッチメントを利用することで、髪をより効果的にスタイリングすることが可能です。多様なアタッチメントの選択肢により、ユーザーは自分の髪質や好みに合わせたスタイルを実現することができます。
アタッチメントも随時、アップデートされており、最新版では私が購入したときのセットとは異なります。
接続部は強力なマグネットになっており、よくあるねじ込むタイプだとだんだんゆるんでくるのですが、付け外しが簡単なのと、壊れる心配もありません。
コンセントレータ
ブラシを使ったブロー時に使います。必要なところにだけ風をあてることができます。
ディフューザー
パーマやウエーブのかかった上に奥まで風を届け、ふんわりと乾かすことができます。取り付けると本体に対して結構大きいです。
浮き毛抑制ツール
コアンダ効果(水や風などの流体が壁に沿って流れる現象)により、長い髪の毛を引き出すことで、いわゆる、アホ毛を抑制してくれます。これにより、髪の短い男性でも、お出かけ前に使うことでツヤがあらわれ清潔感がでます。
低温ツール
風量と熱を優しく抑えることができます。ただ、手元で風量や温度は段階的に調整できます。デリケートな髪質や頭皮に対してダメージを押さえてくれます。
高い耐久性と長寿命
Dysonのヘアドライヤーは高品質な素材と堅牢な製造技術によって作られています。そのため、耐久性が高く、長期間にわたって高いパフォーマンスを維持することができます。長寿命と高い耐久性により、ユーザーは安心して長期間使用することができ、結果的に、コスパの良い商品となります。
とある英国の紳士が「私は、安い靴を買うほど裕福ではない」と名言を残しています。毎日、家族含め使う製品なので、品質の良いモノを使うことこそ、一番の節約になります。
また、ダイソンのヘアドライヤーは2年間のメーカー保証がついています。
海外での使用について調査
もったいぶらずに結論を先に書いておきますと、残念ながら「日本で購入したDysonのヘアドライヤーは海外では使えません」。変圧器等でどうにかしようと考えている方は、諦めましょう。
海外でも使える日本メーカー製品もご紹介します。
電源周りの仕様を確認
電源はAC給電となっており、従来のドライヤーの電源コードにはついていない黒いハコ(ACアダプタ)がついています。
交流電源のままではモーターの回転が正確ではなく、気流に乱れが生じます。そこでダイソンの扇風機やドライヤーなどでは、正確に風量をコントロールし、エネルギー効率の良い直流を使っています。
消費電力ですが、タグを確認すると、100V 50-60Hz 1200Wとなっており、まさにFor The Japanの仕様となっています。
グローバルに製品を販売しているにも関わらず、電圧が固定というのは意外でした。
これが、100V〜240Vと書かれていれば、海外でもそのまま使えるはずでした。
変圧器は使える?
では、変圧器を使えば良いのでは?と思い探したところ、こんな製品がありました。
1200W対応かつ、小型軽量で持ち運びもしやすそうですし、ドライヤー専用と書かれているので安心です。
が!しかし公式ページの「使用できない製品」として、
公式ページより抜粋
- マイナスイオンなどイオン発生機能を搭載したドライヤー、ヘアアイロン及び電熱器具
- その他、マイクロコンピューター・マイクロプロセッサを搭載したドライヤー、ヘアアイロン及び電熱器具
と書かれています。
Dysonのドライヤーは(あまり全面に押し出してはいない印象なのですが)、マイナスイオンを発生させます。またデジタルモーターで駆動するためマイコンで制御されています。
よって、変圧器を使ったとしても海外で使用することはできません。
もし、あなたが今、海外でDysonヘアドライヤーが使える方法を悩んでいるのであれば、今すぐ諦めて、別の手段を考えましょう。
これらは海外でも使える日本メーカーのドライヤーになります。
収納グッズについて
Dysonのヘアドライヤーを買って、多くの方が直面するのが、収納方法ではないでしょうか。
独特の形状と、豊富なアタッチメントのおかげで、従来と同じ方法では収納し辛い製品となっています。
しかし、これだけ売れている商品ですから、収納グッズも3rdパーティからたくさん発売されていますので、いくつか紹介しておきます。
スタンドタイプ
どこか台上に置くのであれば、収納スタンドが良いでしょう。アタッチメントやコードの取り回しもできます。また、「見せる収納」としてかっこいいデザインをアピールできます。
壁かけタイプ
壁掛けタイプであれば場所を取らず、すっきり収納できます。両面テープで貼り付けるタイプとネジで固定するタイプがありますので、よく仕様を確認しましょう。
個人的な感想
個人的に良かったところ
お風呂上がりに乾かす時間を短縮できた
大風量により髪の毛がパサつく前に表面をさっと乾かすことができました。また、根本までしっかり風が届くので、子供の髪の毛を乾かすときは、いつまでも子供を拘束せずに素早く終わらせることができたのが、想定どおりで買って良かったポイントでした。
ホコリが溜まりにくい
従来のドライヤーと違い、ヘッドが空洞になっているため、ホコリがたまらず、掃除もしやすくなっています。
個人的に気になるところ
ACアダプタがデカい
ACアダプタがでかいため、ケーブルを収納するスペースを考えないと置き場所に困ります。また、洗面台についているドライヤー用のコンセントに挿したとしても、ACアダプタの置き場所を考えないと、重さで抜けてしまいそうになります。
アタッチメントが使い切れない
さまざまなアタッチメントがついていて、購入時は便利そうだと思ったのですが、あまり使い道がなく、結局、何もつけずに使っています。
我が家ではほぼ使わないので、アタッチメントがあまりついていない安価なモデルを選べば良かったと思っています。
まとめ
さいごまでお読みいただきありがとうございます。
良かったポイント
- 毎日のドライヤー時間が短縮できた
- 熱くならないので子供が嫌がらない
- 髪の毛にツヤが出てきた
- ヘッドが短いので取り回しし易い
- アタッチメントがマグネットでくっつくのが使いやすい
気になるポイント
- 海外では使えない完全日本向け仕様
- アタッチメント無しの廉価版があれば手に取りやすいかも。。
- 電源ケーブル、アダプタが大きい
- ドライヤーの熱によるダメージが気になる方
- ドライヤーの時間を短くしたい方
- 子供の髪も乾かしている方
- ドライヤーの掃除が面倒な方
- 海外での利用を考えている方は現地で購入しましょう。
この記事で紹介したアイテム一覧
これらは海外でも使える日本メーカーのドライヤーになります。